
共有リンクのファイルをNASに直接保存
大きなファイルをいったんパソコンにダウンロードしてからNASへコピーすると、ひと手間かかります。NASDropは、その手間を減らすためのセルフホスト型ダウンロードツールです。対応するリンクを登録すると、自分のNASやサーバーがファイルを直接ダウンロードし、指定したフォルダーに保存します。
NASDropは、BOAZ CNCのソフトウェア開発部門であるLittleWeirdLabが開発しています。CNC・レーザー・フラットベッドカッターなどの輸入販売、導入教育、アフターサポートとともに、ソフトウェア製品の開発にも取り組んでいます。
リンクの登録から保存まで
- 自分のNASDropのWeb画面にログインします。
- 対応するファイルのリンクを入力し、保存先フォルダーを選びます。
- 必要に応じて自動展開を有効にし、ジョブを追加します。
- 進行状況と完了結果を確認します。
GoFile、GigaFile、Pixeldrainの対応リンクは、Web画面から登録できます。ダウンロードキュー、ジョブごとの保存先指定、進行状況の表示に対応しています。ZIP・7z・RAR・TAR系の対応アーカイブは自動展開でき、必要な場合は展開用パスワードを別途入力します。
サービスによって操作は異なります。例えばBuzzheavierでは署名付きの直接ダウンロードリンクが必要です。X-ShareではChrome拡張機能を使い、利用者自身がサイトの認証を済ませて正式なダウンロードボタンをクリックします。対応サービスの全一覧と条件はGitHubをご確認ください。一時停止や再開の可否もサービスによって異なります。

インストールできる環境
- Synology:DSM 7.1以降を搭載したIntel/AMD 64ビット(x86_64)モデルに、SPKを手動でインストールします。DSM 7.1と7.2で実機検証済みです。
- Docker:linux/amd64とlinux/arm64向けのイメージを提供しています。利用環境に合わせたストレージとフォルダー権限の設定が必要です。
初回インストール後は仮のIDとパスワードを両方変更し、書き込み可能なダウンロード先を選択してください。Synology版の更新後も、設定画面で既定の保存先を選び直してください。Synology公式パッケージセンターの掲載製品ではなく、手動で導入するソフトウェアです。
現在の公開状況
2026年10月7日時点の情報です。
- NASDrop Server:最新の公開バージョンは0.9.27-7です。サーバーのソースコードはMITライセンスで公開しています。
- Chrome拡張機能:0.5.9をGitHubで配布しています。デベロッパーモードで導入するプレビュー版で、Chromeウェブストアには未掲載です。稼働中のNASDropサーバーが必要です。
- Androidアプリ:Google Playでの一般公開に向け、クローズドテストの参加者を募集中です。広告付きの無料アプリで、任意の買い切り購入による広告削除を用意しています。テスト参加に購入は不要です。Androidアプリのソースコードは非公開です。
導入ガイドとフィードバック
使いにくい点や改善案は、GitHub Issuesへお寄せください。利用環境、NASDropのバージョン、問題の再現手順があると助かります。パスワード、NASのアドレス、非公開のダウンロードリンクは載せないようお願いします。
自分が所有している、またはダウンロードを許可されたファイルにご利用ください。NASDropはサイトの認証や利用制限を回避しません。外部サービスの仕様・規約変更により、機能が利用できなくなる場合があります。Synologyや各ダウンロードサービスとは提携していない独立したプロジェクトです。
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